弁慶格子の浴衣

体調崩したって好きなものは好きなんで(笑)
着られるかどうかは別として、今年の浴衣はこのシンプルなモノトーン。

浮世絵なんかではよく見るのに、ありそうでなかったこの大きさの弁慶格子柄。
浴衣でも着物でもいいから欲しくてずっと探していたのですが、
小田章さんとこの金子國義氏デザイン2011新作で発見!
今年着れなくったって、来年があるじゃないか、売り切れて泣くよりいいじゃないか
(いやしかし、休職してるのにこういう道楽をする余裕ないんだけど)

いいじゃん!

てなわけで。

シンプルだけにどんな帯でも合うし、帯次第でイメージがらっと代わるんだね。
ただ私は、粋でかっこいい!というとこに惚れてる弁慶格子だから、
かわいいとか優雅より、メンズライクでハンサムに着たく。


コーデその1
こっくりした錆朱の博多半幅帯とくすんだ狐色のハンチングで


コーデその2
クールグレー地に烏の半幅帯(裏は黒とウォームグレーの市松・ひさかたろまん)、中に襦袢を着て半襟で注し色の着物として。
066.jpg


まあ、私の好みはコントラストがはっきりした感じなんで、こうなる(笑)
帯は少し低めに締めてやの字や貝の口、小さめに結ぶのがいいね。

正直言うと、病気療養のために長かった髪をベリーショートにしてしまったというのもあり、
結い上げたり髪飾りができなくなったのでかわいいコーデは無理、
帽子被ろう! いっそハンチングがいい、と。


今はまだ体を締めたり汗をかくのがイマイチなので、着られるとしたらもう少し先か来年になりそうだけど、
好きなものは見てるだけで幸せだね。

そういえば着物は京好みや大正ロマンが好きだけど、浴衣は断然江戸好みがいい。
三勝さんや竺仙ね。
金子國義氏のラインナップは江戸古典の粋で色っぽい、歌舞伎なものばかりで、どれもいいなあとうっとりしてしまう。

ああ、早く着て出かけたい!

「めい夢」を拝見

京都で開かれていた、染織作家さんたちの作品展「めい夢」を拝見してきました。
連日の残業やらなにやらで寝不足、顔はむくんで隈できて、何だかボロボロだったんだけど、
お気に入りの春らしい抹茶染め市松ぼかしの染紬と黒地に源氏香の染めの袋帯という出で立ち。

以前めっせでもお会いした染色着物作家のKさんが出展されていて、案内状をいただいたご縁。
Kさんの作品はモダンでちょっとコミカルで、つまりとてもオシャレな洒落感いっぱい。
なにより色使いが美しい。
どこがどうなのと言われても説明はできないけど、何て言うか、遊び心いっぱいで美しい崩しのされた作品なのだ。

私は何でも基本的に正統派古典が好きなほうで、何故かというとできあがった美しさがあるからなんだけど、
できあがったものって閉じてしまった鋭さがあるんだよね。
そういう極められた美しさってのははっとするんだけど、同時に緊張してしまう。
でも正統を美しく崩せると、その緊張感がほどけて、きれいな上に面白い。
ちょうど習字で楷書を崩すのと同じかな。
正統には決まりとお手本があるから楽なんだけど、完璧を美しく崩すって、ものすごく難しいこと。


着物を見てると時間を忘れてしまうので、会場には随分長居してしまったのだけど、身につけられる物を自分で作れるっていいなあって思う。
アクセサリーや布バッグなどは気が向けば作るものの、ちょっと違う。
絵と通じるものがある上に、何より着物バカなため、染って特別だ~。
着物や帯は遠く畏れ多いが、そのうち半襟と帯揚げを自分で作りたいなあ。

帯留めお誂え



大阪は空堀の複合ショップ「練」にお店を出されている芽依さんで、銀製の帯留めを作っていただきました。
注文は「うちの家紋で、あまり目立たず大げさではない感じ」、で上がってきたのがこれ。
カメラではうまく撮れないのでスキャナ撮りしました。

直系22mmほどの、鏡面仕上げしたゆるやかな曲面にレーザー彫りだそうです。
日本の家紋は意匠的にもかなり優れていますし、クールでメンズライクな雰囲気です。

今時紋付きの着物は着る機会がほぼありませんので誂えるのはもったいなく、その代わり色無地や小紋などに合わせて、紋代わりにこれを付け、着物の格を上げる感じ、というコンセプトです。
もちろん、正式なものではありませんので、ちょっとした洒落を含めての話。
逆に、洒落物や普段着に付けてもいいわけです。
シンプルな銀色は着物や季節、シチュエーションも選びませんし、帯留めに迷った時はオールマイティに活躍してくれそうです。

裏面の紐を通す部分は広めにしてあるので、1cmほどの帯締めなら楽に通ります。
足部分に金具を付けたり紐を通したりして、洋服にあわせてもかっちょいいです。
家紋を身につけると、何となくルーツを背負ったような、背筋が伸びる感ありますねぇ。

久しぶりに撫松庵



撫松庵小紋を自分へのご褒美に。
年中ご褒美してます(笑)
その上、落ち込んだら気晴らしもするので困りますね~。

ややくすんだ浅いクリーム地に、ライトグレーと焦げ茶の竹縞、八掛はグレーのぼかし。
最近の撫松庵は全体渋めですね。
でもとてもすっきりしてます。

私にしては珍しくポリ素材。
淡い色地はどうしても汚れが気になるので、自宅で洗えるものを買うようにしてます。

合わせた帯は縮緬地に鮮やかな青で雀の乱舞。
竹に雀で相性の良い柄合わせです。
染め×染めだけど違和感なく、柔らかい感じでよいかな。
これだけだとクラシックで渋めになるので、帯揚げは優しいピンクで。
薄い緑やイエローでも春らしいかなあ。

露草色


某洋服ブランドの、紬地に京刺繍の袷小紋です。
この大好きな露草色に負けて(定価の1/3の処分品プライスも)、季節外れ・ポリ素材・プレタブランドという私の個人的な三重苦に目をつぶる事に。
刺繍はとても丁寧で上品、かわいらしい。
八掛は補色をもってきて、アンティークっぽい演出。
現代物は大抵共色か同系色を付けたがるんだが洒落味かなあ。
帯は白かピンクの優しいのがいいなあ…うっとり…

はっ! また着物増やした!
バカバカバカ!
これからは、どうしても買ってしまうなら帯にするって決めてたじゃない!
(そういう問題ではない…)

早く夏が終わればよい。
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