よいお年を。

さかな


今年一年オン・オフ共々からんでくださった皆様、ありがとうございました。
来年もよろしくおねがいします。
重々よろしくね~。

大晦日、激寒。
残りの掃除さぼって絵を描いてたら右手が紫色です。

それではよいお年をお迎え下さい。

簪と古道具のこと

先日電車の中でへし折ってしまった珊瑚玉の簪。
和装小物屋さんに相談してみたら、修理するのも結構なお金がかかるのが判明。
よくある品でも修理となると職人さんの手作業になり、材料費もかかるからプラの大量生産品を買った方がずっと安いとのこと。

この壊れた珊瑚の簪、骨董品屋さんで錆やくすみが出ていたのを3800円で購入し、おうちで磨いたもの。
珊瑚もピンキリとはいえ新品で買うと安くないので、古道具屋で探すと割合いいものがお手頃である。
もちろん品質保証がないから、鼈甲とセルロイド、珊瑚や象牙と練り物の簡単な見分け方ぐらいは覚えていた方がいいんだけど、偽物でもいいかって諦められる値段で探すのが大事。
傷があったり螺鈿の飾りが一部欠けてるものはかなり安く出ているから、こういうのを補修したり別の物に作り替えたりできたらいいのになあ。
歯の折れた鼈甲蒔絵の櫛なんて、いい形に削って帯留めにすると素敵だと思う。

でもって、簪を修理に出すのはちょっと考えることに。
このまま布か練り物でガク部分をつけ、ホオズキに見立てて髪飾りか帯留めにするのも楽しいし。
同じような簪はまた古道具屋を荒らして探すのもいいし。
そういやお正月前後に道具市立ったりするもんね。

考えたら和服も大半譲って戴いたりリサイクルで安く購入してるからリユース様々。
母親の言う、道具物のお古は気持ち悪いってのも分からなくはないけど、大切に使うんだから悪いことなんてないと思う。
あ、でも私が死んだら、私のお気に入りの着物についていくけどね(笑)

クリスマスプレゼンツ フォー ミー



仏教徒だけどクリスマスだもん。
ボーナスが寸志だったとはいえ、年末進行の過勤務手当がでているはずなので自分を甘やかしてみました。

■ベルベットの和装コート 小難特価12,800円也
名品アゲハラ・黒ウサギ印ベルベットの千代田衿ロングコート。
もちろん着物用。
洋服用のコート買わないで寒い思いをしているのに、和装関係備品は充実していくよ。

買うにあたってヘチマ衿にするか千代田衿にするかでむちゃくちゃ悩みました。
千代田衿はすっきりしてエレガント。かろやかな襟元で着物姿を演出。
ヘチマ衿の方がボリュームが出てクラシックな女性らしい感じ。後ろ姿は断然こっちの方がかわいい。

ベルベットコートだから真冬のものなんだけど、暖冬傾向だし季節の終わりにボリュームのあるヘチマだと厚ぼったくみえるかなと、千代田衿を選択。
着物も縮緬より紬を着る方が多いしね。

裏地に見て分からない程度の難があるとのことで、とってもお安くいただけました。
だから買ったんだけどな。
日本の縫製チェックは厳しいよね。
インポート物のブラウスなんて、高いくせに平気で脇に穴があいてたり、切り替えの縫い目がずれて布がはずれかけてたりする。

ベルベット(昔の人は別珍って言いますね)のコートは明治からのものですが、不思議なぐらい絹着物に似合います。
アンティークものにはドイツ製のタグがついていたり、かなり贅沢で高価だった模様。

■半襟2枚・各2,625円也
「きもの道楽」の黒地に生成で菊尽くし柄の正絹。
「輪SEN角」のライトグレー地に臙脂と墨色の刷り染め風縞柄、ポリ素材。
前から欲しいと思って目を付けてたお二方。

本来は着物に合わせて見繕う和装小物ではありますが、半襟は気に入った柄を見つけたら買ってます。
別に半襟じゃなくてもその辺の手芸屋さんで売っているm売りの布や、古着をほどいた端切れなんかでも、いい色柄のものがあったら半襟にしちゃいます。

半襟というのは昔から大げさじゃないちょっとしたプレゼントに用いられてきたそうです。
着物屋さんのノベルティでもいただくことが多いです。
大きさは1m×16cm前後の布きれ一枚。
お値段もポリ縮緬無地の500 円と~豪華友禅や手刺繍入り正絹物ン万円と幅広く、懐具合に合わせて選べます。
映画の隠し剣鬼の爪でも、宗蔵が久しぶりに会ったきえに買ってあげてましたね。
(因みに私は三部作の中でこの作品が一番好き)
柄物が大流行した大正時代では、男性が好きな女性への贈り物にすることも多く、男性のセンスが問われたものでもあったとか。
ははは、いつも大変だな~。

ま、選ぶも着るも、白い塩瀬の半襟が一番無難なんですがね。
私は礼装はともかく普段着に白はすっきりしすぎるなと思うので、柄や刺繍ものをよく使います。


本日は今から年賀状を取りに行くと言ってきたっきり取りに来ない上に電話も通じない、約束と時間にルーズなママンに乾杯、もとい完敗。
いつも精神を鍛えてくれてありがとう。

普通の女の子に戻りますin神戸

神戸~泣いてどうなるのか~捨てられた我が身が虚しくなるだけ~

はい神戸は三宮を荒らしに行きましたです。
同行は同級生の一般人女性をやっているミキちゃん。
今日はプラモもアニメもメイドもなし。
普通の女の子の一日レポートのはじまりはじまり~。

まずは本日の出で立ち。いでたち

翼竜展にも着ていった銘仙と、帯だけ黒繻子に狛犬の渋いやつに変えて。

●ツアー計画表
「靴と鞄見に行きたい!私は鞄と靴には弱いのさ!んで今はブーツ欲しいの!行きたい店あるんやけどどこかはっきりわからへん。トアロードの方やった」
「あのね~本屋に行きたいの、それから紙を買いにユザワヤ。でもその前にお腹空いた!あ、その前に行きたいところがあるの。ちょっと散らばってるけどいい?」


そんなわけで、その前に行きたかった場所へ地図片手にうろうろ。
場所というのは貸しギャラリー。
何にも決めてないけれど、おいらもそのうち作品展したいと思いつつ、それならば神戸より東でと思うので、いくつかネットで調べておいたのだ。
料金とか使用条件とか立地とか中の雰囲気とか。
人通りの多いにぎやかなところは料金設定が高めだったり、必ず会場にいないといけなかったり、ちょっと雰囲気があわなかったり。
安くていい雰囲気のところがあっても駅からぐっと離れて分かりにくく、人通が少ない。
今回ここじゃーというところはなかったけど、ぼちぼち探すつもり。

うろうろしながら、ミキちゃんにお見合いの首尾についてしつこく詮索。
いやそうに答えられた内容をまとめてみると
「超お買い得物件だったけど、たった一つの欠点がどうしても許せない一点だった。もう会う気はないけれど仲人さんの手前、空中分解とはいかず、きちんと断らないといけないのが気が重いわ~。」
ミキちゃんと相手のコードネーム布袋さんに幸あれ。
男女とは難しいものですなあ。

で、昼飯はイタリアンでパスタ麺をすすってきました。

その後お洒落通りのトアロードを目指して生田ロードを横切ると…
生田神社

今年有名になった神社ですな。
何の祭りイベントもないのにものごっつい参拝の行列ができておりましたよ。
このカップルどもめ!滅びてしまえ!(冗談よ?)

トアロード沿いのこじゃれた鞄・靴屋さんを気の向くままに荒らしていく。
ミキちゃんは足の形が特殊なので、気に入ったからと言ってすんなり履けないと言う靴難民の試着の鬼!
あ、特殊と言っても踵から後ろ指が伸びているとか水かきがあるわけじゃないんだけどね。
何もかも日本の人として庶民サイズなおいらにとって、未知の領域に達しているそのこだわりにはシャッポを脱ぐよ。
てか、お出かけはゾーリ主体だからここんとこ靴の試着なんてしてないや。

しかし今年流行りというブーティってどうなの?
あれ、本当にかわいいのかしら。

念入りに試着するミキちゃんを眺めつつ、恰好からして靴を買わなさそうな私には店員さんもかまいにこず、試着した姿を「どう?」と見せるミキちゃんに「かわいいぞ、このやろう」と合いの手を入れる時だけ、「そうですよね!お似合いですよね!」と、同調してくる。

何も買わないままトアロードを下ってみんなのデパート・大丸の靴売り場。
靴の産地でもある神戸だけあって、靴売り場広め?
ここでもブーツを物色するミキちゃんとその後ろで口だしする私に、年配の女性店員が近付いてきて「あちらのベンチで試着なさってくださいね~お母様もご一緒にどうぞ」

お母様って誰のことざますか?
ミキちゃん、小さくてかわいいから幼稚園児に見えたのかな。

時はすでに夕刻。
妙に人通りが多くなってきて、移動も不自由になってきた。
クリスマス前だしな~と思ってたら、そうだ、ルミナリエ期間だった!
気が付いたらもうもの凄い人混み。
うじゃうじゃとこのカップルどもめ!地獄に堕ちろ!(ホントに冗談よ?)

お茶するにもどこも満員。
地下のこじゃれてない茶店でケーキセット。

さらにふらっと寄った靴屋で、とうとうミキちゃんに運命のブーツとの出会いが。
手持ち無沙汰の私に、店員さんが暇つぶしにと「誕生日辞典」なる本を貸してくれた。
これは365日分、その日に生まれた人の性格から何から何まで看破した上、人生のアドバイスをくれるという、世界の人類を365種類に分けた大胆な本だ。
そのずけずけとした断言口調、恐ろしいまでの洞察力。
えーっと、そんな気がするを通り越してかなり当たってますね。
おいらに関してはミキちゃんのお墨付き。
覚えているだけ挙げると、
「人付き合いが下手!気を許したごく一部の人だけを超大切にして生きていく!あまりに独特の感性故のユーモアセンスは万人ウケしない。落ち着いて生きていきましょう」


そして本屋を3件はしご。
何でかな~。
本屋ってどこも基本同じものを売っているのに、何軒はしごしても飽きないの。
イベント準備の間は本屋にすら行かなかったから、その間に出て気が付かなかった続刊がたくさんでているのを発見。
漫画と小説をちょいちょい。

あとユザワヤで水彩紙を購入。

夜。
飯食って帰ろーぜ~と言う物の、飯屋も混みがち。
簡単に済ますつもりが、写真からは計り知れなかった思いがけないボリュームで腹いっぱいにしてしまった。
そういや、ケーキ食った後だったよ…。

めし
夕飯。


ルミナリエの出口が三宮なんで、駅前は帰りの客でぎゅうぎゅう。
ああ、なんかデジャヴ。
そうだ、先週の京都帰りだわ。

でもほら、終わってみればちゃんと計画通りの一日でしょ?

人形師展だけじゃないいろいろin京都

本日はお日柄もよく、京都行き。
マイミクのはし*はるさんことはるねーさんの鋭い洞察力により、ねーさんのご師匠・亀井潤氏の作品が私好みではないかと看破の上いただいた案内状に案内されて。

お年頃時代はお年頃の小娘に流行の人形師・天野可淡にはまっていた過去もあり、しかも和物とくれば嫌のあろうはずもなく。

和感造人/亀井潤絢蔵二人展 ギャラリー花いろ(京都左京区鹿ケ谷・哲学の道沿い)
でも今日までなの。

絢蔵さんはその人物と作品に共通感のある、不思議な雰囲気のかわいい美人。
土着的な影と素朴さを併せ持つ、個性のある作品を造られる。
亀井氏は見た感じ陽気で気さくな雰囲気の楽しい人。
でも作品は男性の作だと分かるものの、滑稽なものもあれば、妖しい暗がりと湿り気があるものも。

亀井氏の作品を拝見して、私が高校三年の美術部展で描いて周囲を恐怖に陥れた、緋襦袢をしどけなく纏い、半開きの障子の隙間から覗き込む白い肌の日本少女を思い出した。
そういや、ここんとこ影のある作品って描いてないな。
キュベレイの機体に和柄の塗装をするという入れ知恵をいただき、心騒ぐ。
時間がとれたらやりたい(笑)

ひとまずギャラリーを辞した後も、例によってノープランの私は、はるねーさんのご厚意に甘えてご一緒させてもらう。
メンバーははるねーさんご夫妻とご友人ご夫妻。
はっ、おいらって思いっきり不自然におでき状態やん!
誰でもええからつれてくるべきやったかっ。
しかし快く一緒に行ってくれそうでひまそうなのが思い浮かばねぇんじゃー!
一人遊び大王様万歳!
だから厚かましくついていくわ、どこまでも。
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先達のみなさん。あるいはアリスの時計うさぎさんたち。



ギャラリーの近くの小さな英国・紅茶房アールグレイ(だったと思ったらアッサムと判明!)にて、ロイヤルミルクティとはるねーさんお勧めのスコーンをごちそうになる。
美味しい上にいいお店。
ちなみにきゃわゆいメイドさんはいませんし、ミニスカの後輩もいません。
物静かな蝶ネクタイにベストのマスターと女性が、本格的なお茶をいれてくれます。
ここでお茶を頂きながら、ねーさんに私の知らない世界のお話をしていただく。

その後、ギャラリー花いろさんのオーナーでもある古刹・安楽寺さんに寺庭を拝見に。
aa3.jpg
安楽寺山門、特別におばちゃんのおまけ付き。


ご住職をご紹介いただき、お寺の縁起写真集を頂いてしまう。
いただけるものは遠慮しませんぜ。
制服好きの私としては、表に出さないものの僧衣に目がいって仕方がなす。
不審に思われなかっただろうか。
ご住職には「鉄」を名乗って以来珍しくその理由を尋ねられてちょっとうれしかった。
庭は苔も美しく、借景の山もあわせて紅葉の名残が静かな佇まいをみせる。
ここでは建物の造りを利用して、舞台を開く事もあるそうで。
夜など玄妙な雰囲気で似合いだろうと思う。

ご住職がお話くださった、寺縁の松虫姫、鈴虫姫姉妹のお話には、美人で頭がよくて17歳と19歳とギャルなのに世をはかなんで出家を決意しちゃうなんてもったいないと思い、私なんてしょっちゅう世をはかなんではいるものの、絵を描いてたら割合幸せだなあとしみじみ。

それから近所のギャラリー高野さんへ。
アールグレイ(アッサムです!)もそうなんだけど、ここも言われないと気が付かないような、住宅街の中に突然ある小さな隠れ家的お店。
小さくて、それだけに厳選されるのか、濃密にハイセンスな作品の品揃え。
版画の絵はがきや額装品をお手ごろ価格にて入手できる。
オーナーの明子さん(と思ったら明子さんのお母様と判明!)は柔らかい物腰の上品な女性で、お話していると包み込まれるようだ。
ここで絵はがきセットを2つゲット。
できたら、お店の中の全種類欲しいぐらい。

夕刻。
一度花いろさんに戻ってから解散。
今日一日、はるねーさんに行く先々でたくさんの人と引き合わせていただいて、持っていった名刺が切れてしまった。
みなさん、短い時間だったけどあたたかくて優しい人ばかり。
引きこもり街道まっしぐらだった人間には刺激的。
ってか、はるねーさんはますます謎の女性。
すごい。
いろんな人に会うたびに、私、ものすごい狭い世界しか知らなかったんだなあって思う。
もったいないことしてたわけ。

……と、ほのぼの心を抱いて京都駅前。
ぶらぶらしていたら、突然おっさんに足を思いっきり踏まれていてぇと声を上げる。
痛いわ足袋に思いっきり足跡つけられるわで立ち止まったとたん、いきなりそのおっさんに肘を掴まれて引っ張られたからびっくりした。
振りほどいたらおっさん、変な笑い方をして人込みに紛れた。
おじさまキラー(五十代以上のおじさまにはしばしば声をかけられるが、妙齢の未婚男性には決して誘ってもらえない種類の年頃女性)を認定されたうら若き頃ならまだしも、何やったんやろ?

家に帰るには少し早いので、新快速で大阪下車。
本屋さんにて、天明屋尚氏の新作品集・KAMONと能衣裳の資料を購入。
しかし大阪下車は失敗だった。
神戸ルミナリエ開催で、電車がぎゅうぎゅう。
京都からそのまま乗ってりゃ、座って姫路まで帰れたものを。

電車が揺れたときに、後ろの人にひっかかって抜けかけた簪を直そうと手を伸ばしたら、持ちどころが悪かったようで簪を首チョンパしちゃった。
まあ、骨とう品屋さんで買ったものなので金属疲労もあったんだろうけど、思わずうおっと口走ってしまった。
使い勝手がよくてお気に入りだったのに。
一応本珊瑚だし、このまま仕舞うのももったいない。
足を誂え直してもらうか、根付けか帯留めに加工しなおすか。
ちょっぴりしょんぼり。

aa1.jpg

購入した本と哀れな簪と本日のイデタチ。

本日もはるねーさん始め皆様に甘えて、実り多き一日でした。
お返しできる事といえば、絵しかないからぐっとくる作品を描きたいと思う。
ありがとうございました!

ジーンズと結城紬の似てる話

昨日はスケジュール変更で、忙しい中に突然ヒマスポット出現。
早めに会社を出た。
手下より地元の一番ナウでヤングな百貨店にてクリスマス特招割引セールをしているとの報告があり、閉店30分前にすべりこみ。

愛用していたジーンズがとうとう破れたから。
でも私にとってジーンズは楽なんだけどあんまりしっくりこない服。
種類多くてワケわからんから、「どんなのをお探しかしら」と言われても答えられねー。
バギーって、スキニーって何ですか?
確かストリキーネって狩猟用の毒がありますね。
シートン動物記にでてきマシタ。
ええ、狼王ロボです。
あれ、いい話なんですよ。
男の中の男が最愛の嫁を失って身を滅ぼしてしまうんです。
かなり萌えます。

なんてことを言いつつ一番ふつーのやつをお買上げ、裾揚げはすぐしてくれるというので、その場で待つことに。
今のジーンズって風合いを出す洗い加工はまだしも、わざと裾をほつれさせたり穴明けたり、その辺がよくわからん。
私が買ったやつも裾がすり切れたように加工してあり、裾揚げしても穴があるのでほつれたようになるらしい。
店員さん曰く
「ダメージジーンズはかっこいいですからね、その破れたのもお履きになればいいのに」

確か、穴あきジーンズは金持ち層がはき始めて広まったんだったっけ?
金に飽かせて高級衣料品を着つくしたあげく、初めて見た貧乏人のよれよれ服に目新しさを感じたんですか?と思わないでもないぞ。
何か、初めてそばを食べて感動した殿様の話みたいだ。

そういえば、和服でも同じような話がある。
結城紬というやつ。
絹糸を作る工程に、繭から糸を引き出すというのがある。
普通一本の糸が延々出てくるんだけど、中には短く切れていたり絡まって玉になっていたりすることがあり、それはくず糸となる。
くず糸でも絹は絹。
そういう売り物にならない生糸を使って、お蚕農家の奥さんが自分たち用にと短い生糸を唾を付けた指先で縒り合わせながら糸にし、それを手機で織り上げたのが結城紬。
同じ紬でも大島と比べたら糸が太いから厚みがあり、空気を多く含み、ぼてっとしていて暖かみがある。
その辺が真綿紬と呼ばれる由縁か。
これは長い間野良着として着られていた。

が、ある時これにカネモチが手を出した。
結城紬には着れば着るほど柔らかく肌に馴染み、風合いが出てくるという特徴がある。
カネモチの奥さんは新しい結城紬を買うと、まず女中に一年着せてからお下がりを自分が着るという行動にでた!

結城紬はいまや超高級紬。
同じ手織りでも大島よりもぐっと高価であることが多く、おいらなんかには手がでない。
ジーンズも以前に比べてかなり高くなってるな。
贅沢酔狂の行き着く先は、逆行ですか。
それによって安かった物が高くなる。
ちょっとした皮肉だよな。

今朝、早速新しいジーンズを履いて仕度していると、ばーさんにズボンの裾が破れていると指摘された。

全国の女子高生のみなさん

どくろ

再開記念!
こいつらって衣装的にも、もけきよにーさんの守備範囲ですよね。

それにしてもこれを描くために夜更かしをする自分がかわいい。

今週末日曜は、京都へ行くことになりました。
マイミク・はるねーさんのお師匠様、亀井潤氏の人形作品展を拝見してきます。
楽しみです。

イベント予定ないと、土日にお出かけできるのでちょっと嬉しい。
でも冬の間は営業活動に頑張るぞー。
春には今よりちょびっと強くなります。
プロフィール

まがね

Author:まがね
絵描き奥田鉄のインフォメーションブログです
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